国際協力NPO/NGO特定非営利活動法人
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Revival of Khmer Culture Program 第2回コンテスト・レポート&結果
 
2004年11月21日開催

コンテストの名称を「ガユーナ・セアロ・アワード」と改め、第2回目のダンスコンテストを開催。
全国25団体、7個人(総勢271名)から応募があり、書類審査と11月19日の面接審査で、
グループ部門に15団体、個人部門に15名が選ばれ、11月21日プノンペン市内
チャトモック・シアターにて舞踊を披露し審査に挑みました。
レポート <2005.1更新>

今回は、”海外ダイレクトアクション・カンボジア6日間”へ日本とアメリカから参加したみなさんの
おかげでスポンサー賞が実に23賞も授与され、大変盛り上がった会になりました。

書類審査では、きちんと申込書に正しく記入されているか、作文は添付されているかがチェック
され、その子ども達を支援している団体の代表者と子ども達との個別面接では、
正しい支援、教育が行われているか、子ども達の人権などが守られ、子ども達が素直に成長
しているかが審査されました。2回目のチャレンジの子ども達、ラジオでコンテストを知り自分達
の団体を作って応募した高校生グループからの応募など、様々でした。

今回は、授賞式をステージで行うことができ(前回は企画の事情によりステージ下で行われた)、
子ども達も本当に嬉しそうでした。
また、会場の座席もほとんどを子ども達で埋めることができ、
受付もカンボジア人、アメリカ人の協力で行い、時間はかかったものの、
前回のような混乱は避けられました。座席に限りがあったため(子ども達の席を確保するため)
招待状を作成していましたが、偽造招待状が出回るなど、まだまだカンボジアの状況は
すべてよくなったとはいえませんが、それを見つけて対処することがカンボジア人スタッフの手で
行えたことは大きな進歩と言っても過言ではないと思います。

また、座席案内や出場のタイミングなどを、日本人スタッフがうまくリードできたため
プログラムのほとんどを、出演している時間以外は子ども達が他の団体の演技を観ることが
できたことも改善点でした。また、着席中の出演者の様子も審査対象になりましたので
時間中子ども達は本当に礼儀正しくしていました。


審査は、技術や衣装の美しさは問わず”夢”、”誠実”、”笑顔”を基準に行われました。





今回、子ども達をなるべく中心とした会にし、子ども達相互学びの場として生かすことができるよう、
企画にも工夫を凝らしました。 特別ゲストとして、蓮の会NGOのおりがみスクールの子ども達
200名が参加し、「世界に一つだけの花」を日本語とクメール語で合唱し、
会場から大きな拍手を受けていました。整列、挨拶、合唱、スピーチと、すばらしい一つの
お手本を見せてくれました。感動的なこの歌はCDにもなっています。

また、会の始まりの挨拶として、ミャンマーの様子をビデオで子ども達向けに紹介し、環境が
どうであれ、一生懸命、正直に、前向きに生きることの大切さを、他の子ども達の例を見せ
伝えることを試みました。



演技力は審査基準ではないとはいえ、前回をはるかに上回る技術の高さには
目を見張るものがありました。

改めてカンボジアの子ども達の才能と限りない可能性を感じさせるものでした。
前回賞を取れなかったパームトゥリーNGOの子ども達も、悔しかったのでしょう、
今度こそはと練習を積んだ成果が溢れていました。

スポンサー賞は、”シャイニング・スター賞”、”エンジェル賞”、”元気賞”など名称も豊富で、
Tシャツやお菓子袋のセット、文具セット、$5から$300の賞金までさまざま。
審査員それぞれの思いで選んだ子ども達へ直接賞を手渡しました。






審査結果

グループ部門 第1位 
団体名: Training and Caring for Orphan Association 「Mohory Dance」
見事な演技力と、ユニークなキャラクターが登場する舞踊で、会場を笑いと拍手で沸かした
グループが受賞。審査員全員文句なしで一致。プリンス・シソワット・チワン・モニリャより
栄光の第1位が授与されました。たくさんのスポンサーもその魅力に惹かれたようで、
なんとあわせて6つもの賞を受賞しました。

このグループは、過疎の村にある孤児院の子ども達でした。
孤児院とは言いがたいような場所に暮らしている子ども達ということを後で聞きました。
簡素な屋根があるだけで、床さえもなく、土の上に眠っている子ども達です。
そんな子ども達ですが、笑顔と元気と、そして何よりも正々堂々と踊っている姿が
ダントツに光っていたグループです。ガユーナ・セアロ・アワード受賞にふさわしい子ども達でした。



グループ部門 第2位
所属団体なし  「Great Day Dance」
元気いっぱいに小さな子ども達が花を持って踊る姿は、本当にエンジェルのようでした。
笑顔と精一杯踊る姿で審査員を魅了し、スポンサーからも大きな拍手を受け、3つのスポンサー賞
も受賞しました。




グループ部門 第3位
団体名: Volunteer Team for Supporting Khmer Classical Arts 「Suy Drum Dance」
出身村に伝わる伝説をあらわした独自の舞踊と音楽演奏で、迫力のあるステージになりました。
踊りと全体の構成の美しさが抜群に光っていました。日ごろは農業を手伝い、毎週集まって
練習をしているというグループだけに、力強くたくましいエネルギーの溢れるグループでした。







個人部門 第1位
団体名: Muliple Arts Association  「Chey Brach Komar」
愛くるしさと、踊りに溢れる喜びと真剣さに飛びぬけていました。受賞したトロフィーの方が
彼女より大きくみえるくらい、小さな体で笑顔のエネルギーいっぱいに踊ってくれました。
個人部門は審査員得点が競り合い、協議の結果彼女に第1位が贈られました。




個人部門 第2位
団体名: New Art Group 「Yike Dance」
地方に伝わる民族舞踊を自信たっぷりの笑顔で踊ってくれました。その踊りは、数多く目にしてきた
きらびやかな衣装で踊るクメール舞踊と異なり、音楽も衣装も独特なもので目を奪われました。
彼女の誠実な思いが踊りに溢れ、受賞へ結びつきました。




個人部門 第3位
団体名: Palm Tree Foundaiton 「Blessing Dance」
個人部門で一番多くみられるのがこのBlessing Dance。ゆえに比較されやすく、輝きも秀でいる
必要がありました。誠心誠意、”Blessing=祝福”を心をこめて踊りに表現している様子、また
余裕さえも感じた落ち着いた様子がBlessing Danceにふさわしく高得点につながりました。




最後に、名称を今回「ガユーナ・セアロ・アワード」と改めた背景には、現地の団体や協力者と
純粋に企画を趣旨に沿って遂行するための対策がありました。この対策によって、
どんな肩書きであっても子ども達の夢を応援することだけを目的とする非営利事業である
この企画に賛同したカンボジアの協力者の純粋な思いと行動のみで
会を楽しく成功に結びつけることができたことをお伝えしておきます。


 
第2回クメール・ダンス・コンテスト

子ども達 総数 271名参加!

グループ部門大賞 賞金$2,000/個人部門大賞 賞金$1,500が
がんばった子ども達の孤児院や施設へ.....


本コンテストの概要
第1回ダンスコンテスト(2004年3月)企画書 | 第1回コンテスト記録・結果