スリランカ新聞記事
 スブーティ師からのNGOの事業報告レポート(英文)

上記、NGOの監督役を務める僧侶スブーティ師にセメントブロック製作所の寄附金を行う様子


更新日:005/03/14
スリランカの12月28日〜30日まで津波直後の状況(写真)  →津波直後の状況







更新日:005/03/14
スリランカ支援の状況とこれから

多くの皆様から義捐金、協力金をいただいております。本当に有難うございます。

3日前、スリランカ支援から帰国しました。予定どおり、スリランカの僧侶と地元NGOと協力し、被災地(アンバランゴダ、カハワ村)を訪れました。現地で日々短くて4時間時間、長くて丸1日を費やして被災地に通い、被災者や村に対して休むことなく働き続けているスブーティ師、そしてNGOの皆さんには本当に頭の下がる思いでした。また、何より現地で人々とともに暮らし、作業や心のケアに勤しむ避難キャンプとなっている村の寺院にいる僧侶には、感謝の言葉につきません。

現地の様子をまとめますと

      (左:スブーティ師)(右:現地の僧侶と協力NGO)

物資は十分

事前に情報を仕入れていた通り、物資は届いているようでした。私達が被災地のキャンプに居る間にも、オーストラリア人のNGO医療チームの人が現れ、「これからコンテナーでおもちゃ、シーツ、衣類、医療品など物資がここのキャンプに届くが、誰がここの責任者か」とたずねてきました。沿岸沿いに沢山の仮設、キャンプ地が立ち並び、多くの地元、海外のNGOが支援に当たっています。そうしている間にも次々と物はあちこちから次々に届いているようでした。

僧侶スブーティ(写真右)、NGO関係者(写真右下)の話では、

『私達はこれまでも決して物が豊かであったわけではないところへ、
次々に与えられるのは人々にとっていいこととは言えません。
必要なところへ届くのはいいが、必要でないところへ必要でないものも届いています。
そして、中には物を与えるということを利用する力も動いていることを
人々は知らず、危惧しているのです。』


とのこと。私達も、同じことを危惧していました。



今、必要なのは家屋だが。。。

情報を手に入れた後、私達は宅支援のローンを計画し、
準備だけ十分に行って現地入りしました。
ガユーナ・セアロは、計画について、なぜローンかと言うことを
説明し提案しました。


すると、スブーティ師は、
『いろんな団体が既に沢山家を与えています。それによって
不公平だと人々が不服を言い出したり、更にあれが欲しい、これが欲しいと
いうことが始まっています。そこへもってお金を貸して家を建てることは
難しいし、また人々の不満の種になってしまいます。』


家はまだまだ足りないし、人々はテント暮らしのままですが、
非常に複雑な問題が絡んできているようです。
妙なのは、NGO同士が競争し合っているようにさえ思え、
私達が滞在することになったリゾートホテル(マネージャーが僧侶と親しく提供を受けたため)では、
ドイツ、フランス、オーストラリアから、沢山のお金持ちの人々がツアーで支援に来ているのです。
そして、「君はどこへ行った、どれだけ寄附した」とロビーで会話が聞こえてきます。
被災地は見物地のようでもあり、足の悪いお年寄りまでが寄附をしたい、協力したいと
やってくるのです。


自分達で立ち上がるきっかけを

『自分達で立ち上がることを人々はやらなければいけない。
つらくても、与えられるだけでは、後で依存し物乞いする国民になってしまうよ。
あげるのではなく、貸して、お金が問題ではなく、今努力して
返す、という約束が必要なんだ。』


依存を危惧してのガユーナ・セアロの提案でしたが、
もう既にそれが始まっており、僧侶や地元NGOの悩みとなりつつあったのです。


ブロック製作所プラン

このままではいけない、と話し合いを続ける中、
『それなら、家を建てるためのブロック製作所を作ってはどうでしょう。
私達が現在通っている数箇所の村の避難所に製作所を作り、
機械や材料を提供しては。』
『ご指摘の通り、与えるだけではこのままではだめになってしまう。
ブロックを作り、事業を開始するのに必要な場所、設備、そして
最初の1ヶ月に作れるだけの材料を提供し、後は各製作所で
収入と次の投資を生み出していけば。』


素晴らしいアイディアが彼らの中から生まれました。
これなら、すぐに人々が始めることができ、またすでに実施中の孤児院・学校建設にも
役立てることが出来ます。
また、政府も個人住宅への予算を組んでいるという情報もあり、また、沿岸より100mは住宅建設を
許可しない代わりに、土地を内陸に提供する、といったことも進められています。
政府から住宅資金が給付され、人々が家を建て始めたときに、
必要になってくるのは、住宅建材です。

雇用を生み出せることはもちろんですが、製作所が安くブロックを提供すれば
住民相互の扶助精神を育むものにつながるのではないかと思います。

スブーティ師とNGOメンバーは、引き続き各村を訪れ、サポートを続けます。
各村の避難所となっているお寺には、僧侶とNGOからの派遣スタッフが駐在しています。
製作所の建設は早速にアンバランゴダ・カハワ村(南東沿岸)、マタラ、マヂハ村(最南端沿岸)、
トゥリンコマリー・シナベイ村(北西タミール・イーラム解放の虎地区近隣)の中で
6箇所の場所で始めることにしました。

ブロック製作所プランの詳細

 住宅建設に必需、セメントブロック 


雇用と相互扶助を継続支援

今後、地元の彼らと連絡をとりながら、経過調査、継続支援を行います。
ブロック製作所ができあがれば、孤児院や学校の建設を加速することが出来、
また、次に漁業、お店など、個人事業の再開を望む人々への貸付ローンを早いうちに計画し
協働で進めていくことにしています。

<3月訪問収支報告書>




更新日:005/01/15


早速に義捐金をお送りくださったみなさま、チラシの配布をお手伝いくださっているみなさま、ありがとうございます。

今日、アメリカ、ワシントンDCのお寺に戻って来られたばかりのスリランカの高僧、シュリ・ダーマシリ(Dhammasiri)長老から、現地の様子を伺いました。要点をまとめますと、



物資は十分
『食べ物や医療品、生活に必要なものは、避難場所や被災地の村に
 沢山各国から届いています。』
『お寺は問題ではありません。避難所として機能し、食べ物も
 必要なものもあり、人々は大丈夫です。』

今、必要なのは家屋

『避難所の人々が自立生活を始めるためのサポートが必要です』
『いろんな支援で孤児院や学校、公のための建物は国や大きな団体が
 やっています。でも、人々に住む家がない。』

何も持たずお金を持って現場へ行って欲しい
『ガユーナ・セアロには、実際に現場へ行き、目で確かめていただきたい。
そして、必要なものを提供して欲しい。』

家屋建築は$2,000
『仮設ではなく家を。家族4−5人が最低暮らせる1戸建て住宅は、$2,000.00 (約22万円)』



以上の連絡から、現在のところ3月訪問について次のような活動計画を考えております。


3月スリランカ人道支援予定

●まずは現場をみて、人々の様子を伺う
●個人住宅への支援の必要性と、実行可能であると判断したら次の計画を開始する



個人住宅再建サポート計画 〜サポートのおおまかな流れ〜


1棟につき$2,000を予算に、3月訪問までに10棟を目標。$20,000を募金等で集める

この予算を貸付基金として、家主に返済を条件に家を建築する。

●支援の優先条件
−現時点で仕事(自らの生活を支える、または被災地に対する貢献)を行っているか
−子どもの多い家庭


●支援者の決定と方法
−家が建った後に地域の人々に対し何が出来るか、明言できる者
−村の責任者、僧侶などと確認の上、決定

●貸付基金
−現地の状況と経済背景を考慮し、入居から期間を設定、その期日から毎月返済
−月平均月収約$120という情報から、$10/月の返済を考える
−貸付と返済については、当団体の管理下で現地拠点で手続きを行う
−募金は継続し基金に投入(支援)を続け、返済金と募金で新たな住宅再建を継続



このサポートにより、地域での相互扶助が効果的に長期的に行われ、自立へつながることを期待しています。

また、住宅に関わらず、生活再建に向けて必要な資金を個人に対して貸付という形で支援することを考えています。





更新日:005/01/16
なぜ個人的支援?住宅再建?


スリランカ支援・個人住宅サポートについて

日本内でも、国(財務省)では個人的財産の形成に公費は出せないとの理由から、被災者の生活再建支援が非常に遅れています。関東大震災から10年、まだ国の被災者生活/住宅再建支援法は制度化されていません。

4年前、鳥取県知事が鳥取県西部地震の際、件独自の制度や基金を設け、「地域を守るため、その地域で住宅再建する人を支援する」という知事の意思と行動により個人住宅再建への支援が実現しました。公費は結局、建てて壊す仮設建設に使われ、その費用は莫大だと指摘されています。

鳥取県は、日本で一番人口の少ない県です。人と人のつながり、生活する人の心が分かりあえる状況があった中に、正しいトップと行動力があったことが実現につながったのではないかと思います。

国や決まりや大きな力に頼り、従うことで安全と思っていても、わが身に何か起こると批判する、批判しても不満で終わってしまう…。そんな現実の中で、私たちが鳥取県の人道を依拠とした支援制度実施から感じとり感謝したいのは、心から行動することの美しさです。そこがスタート地点であり、そのあとに必要な条件を考え決まりが出来上がるわけです。

鳥取県を例に取れば、お金を差し上げます、だから、建て替える家は県内であり、引き続き地域で暮らしてくださいね、と。

結局は、相互扶助、ボランティアといった精神や、ネットワークが地域を人々の生活を支えることを日本でも市や県が気付き始め行動しています。

世界、人類をひとつという視点で平和を考え行動するCEALO・グローバル・ハーモニー・ジャパンも同じことを考え、活動を続けています。今の地球環境をみても、他の国であっても他人事ではすまなくなってきていることは、みなさんもお気づきのことでしょう。

地球にとっては地球は一つ、国も国境も、地球には関係ありません。私達は、ダイレクトアクション、心のつながり...、すべて一人が一人とつながり、相互扶助を地球規模で行おうと活動を続けています。情報や交通手段が発達し、世界は小さく感じるようになりました。しかし、人と人はどうでしょう。もっともっと、心の距離が近くなること、一緒に進めていきましょう!






更新日:005/01/22
スリランカの12月28日〜30日まで津波直後の状況(写真) → 今年3月の状況

シュリ・ダーマシリ長老がスリランカで撮影したビデオ画像からの写真です。






スマトラ沖大地震・インド洋大津波
被災者への復興・自立支援

3月スリランカ ダイレクトアクション開始


CEALO グローバル・ハーモニー・ジャパン
●スリランカ支援 はじまりと現地調査情報●

2005/6/17 スリランカ6月のレポート
2005/5/29 スリランカ新聞記事
2005/4/1 スリランカと日本の関わり<コラム>
2005/03/14 スリランカ3月の現状(写真)
2005/03/14 スリランカ個人住宅支援の進展、現在の進行状況
2005/01/22 スリランカの現状(写真)
2005/01/16 なぜ個人的支援?住宅再建?

2005/01/16 住宅再建サポート計画の概要
2005/01/15 スリランカの様子と、今必要なもの
サイトのTopへ |  上へ戻る
NEW
スリランカ支援募金窓口

 ●第1回訪問 2005.3
 セメントブロック製作所6箇所建設

 ●第2回訪問 2005.6
 セメントブロック製作所経過調査
 個人事業再開へ貸付資金支援開始
スリランカ津波被災地支援の始まりとその概要
2005年1月